ボーエン病

ボーエン病とは

皮膚の表皮と言われる一番表層の部分に生じる皮膚癌です。早期がんにあたります。進行すると真皮まで病変がひろがりボーエン癌と言われることもあります。
さらに進行するとリンパ節や内臓に転移していくことがあります。

ボーエン病の原因

紫外線やヒトパローマウイルス、その他砒素への曝露などが原因と言われています。

ボーエン病の症状

比較的平らで赤褐色のできものです。表面がザラザラしていることもあります。

ボーエン病の治療方法

早期がんであるボーエン病の場合、適切に切除することで治癒することがほとんどです。切除する範囲が小範囲であれば縫合して閉鎖します。
縫合が困難な場合では植皮(皮膚移植)や隣接する皮膚を切開して閉鎖する皮弁形成術などを行うことがあります。