逆まつ毛(眼瞼内反症)とは
睫毛が内側(眼球の方向)に向かって生えている状況で、睫毛が眼球の角膜(黒目)に当たっている状況です。
逆まつ毛(眼瞼内反症)の原因
生まれながらにまぶたの皮膚や脂肪が盛り上がっていることで睫毛が当たっており成長しても(4-5歳以上になっても)続いている場合があります。
また加齢により皮膚のたるみや瞼の下をささえる組織や筋肉が緩んでくることにより睫毛が当たることがあります。
逆まつ毛(眼瞼内反症)の症状
眼球の角膜が傷つきゴロゴロした感じや痛み、涙が出たりします。重症の方では視力が低下することがあります。
逆まつ毛(眼瞼内反症)の治療方法
軽度の方では抜毛することで経過をみることがあります。
また手術的な加療が有効なことがあり、瞼の皮膚、皮下の脂肪・筋肉を切除した上で内反を矯正する方法やまぶたの靱帯や腱膜を固定し直す方法などがあります。