瘢痕拘縮とは
怪我や手術で生じた関節にも至る傷跡がこわばり(拘縮)をきたし関節の可動範囲を小さくする状態をさします。
瘢痕拘縮の症状
関節の可動範囲が狭くなり生活に支障が生じます。また傷跡の上に亀裂が入りやすくなり小さな傷を繰り返したり痛みが生じることがあります。
瘢痕拘縮の治療方法
皮膚のこわばりを解除して関節の可動範囲を広げることをします。
保存的治療としてはステロイドテープやステロイドの局所注射で傷跡を柔らかくすることを図ることが有ります。
手術方法としてはZ形成術、植皮(皮膚移植)、皮弁作成術など形成外科が得意とする手術方法を選ぶことが多いです。場所や状態に応じてこれらの手術方法を検討します。